カテゴリー: 旅行・体験

  • 50代で初めての海外旅行(後編)|また台湾へ行きたいと思った理由

    50代で初めての海外旅行(後編)|また台湾へ行きたいと思った理由

    初めての海外旅行に選んだ台湾。

    前編では「なぜ50代になって初めての海外旅行に台湾を選んだのか」。

    中編では、eSIMのトラブルから始まり、台湾の交通事情、シェラトングランド台北ホテル、鼎泰豊、寧夏夜市など、台湾に到着して実際に感じたことを書きました。

    そして今回が後編です。

    十分、九份、北投温泉、士林夜市、龍山寺、中正紀念堂。

    5泊6日でいろいろな場所を巡りました。

    もちろん、どこも楽しかった。

    でも日本へ帰ってきた今、一番心に残っているのは有名な観光地でも台湾グルメでもありません。

    台湾で出会った人たちでした。

    今回の旅行で、台湾という国に対する私の印象は大きく変わりました。

    十分で初めてのランタン上げ

    台湾・十分で体験した赤いランタン上げ

    2日目は、今回の台湾旅行で特に楽しみにしていた十分と九份へ向かいました。

    土日はかなり混雑するようなので、台湾に到着した翌日の平日に行くことにしました。

    MRTと台湾鉄道を乗り継ぎ、約2時間。

    十分に到着して、今回の旅の目的の一つだったランタン上げを体験しました。

    約1,000円で楽しめたランタン上げ

    ランタンは単色なら200元、複数色なら300元ほどでした。

    色によって願い事の意味が違うようで、私が選んだ赤色は、

    「健康運・長寿・いつまでも健やかに過ごせますように」

    という意味。

    ……と言いつつ、実際には欲望に任せていろいろな願いを書きました(笑)。

    赤色を選んだもう一つの理由は単純で、

    「空に上がったとき、一番きれいなんじゃないか」

    と思ったからです。

    十分にはランタン上げのお店がいくつもあり、正直どこを選べばいいのか分かりませんでした。

    でも、私が選んだお店のお兄さんが写真や動画を撮るのが本当に上手かった。

    ランタンを上げる瞬間をきれいに撮影してくれて、今回の台湾旅行でも特にお気に入りの動画になりました。

    日本円にして1,000円ほど。

    これだけ楽しめるなら、また誰かと台湾へ来たときにもやってみたいと思います。

    九份へ|夜景を見られなかったのも旅の思い出

    赤い提灯と階段が続く台湾・九份の街並み

    十分を楽しんだあとは、電車で瑞芳駅へ戻り、そこからバスで九份へ向かいました。

    瑞芳駅から九份までは徒歩とバスで30分弱。

    バスはかなり混雑していました。

    初めて歩いた九份は想像以上にハードだった

    九份は赤い提灯と細い路地で知られる、台湾屈指の人気観光地。

    実際に歩いてみると、細い道にたくさんのお店が並び、階段の先には提灯が続いています。

    確かに幻想的です。

    ただ……。

    暑い(笑)。

    しかも坂道と階段が多く、道も細い。

    台湾の高温多湿の中を歩き続け、かなり体力を消耗しました。

    本来は暗くなるまで滞在して、提灯が灯った九份を見て帰る予定でした。

    しかし初めての海外旅行。

    夜遅くまで知らない土地にいることへの不安もあり、疲れていたこともあって、夕方には引き上げることにしました。

    旅行は予定通りにはいかない。

    でも、それも含めて旅なんだと思います。

    次は夜の九份を見てみたい

    帰りは疲れ果ててしまい、九份から瑞芳駅までタクシーを利用しました。

    料金は220元。

    バスよりは高いですが、日本のタクシー料金と比較すると利用しやすい価格です。

    そして、このときすでに思っていました。

    「次に来たときは、もう少し暗くなるまで九份にいたいな」

    一度行ったばかりの場所なのに、もう「次」を考えていました。

    台湾グルメ・街歩き・温泉|5泊6日でも足りなかった

    3日目以降も台湾をかなり歩き回りました。

    台湾の朝食として有名な阜杭豆漿

    横浜の赤レンガ倉庫を少し思わせる華山1914文化創意産業園区

    昔ながらの街並みが残る迪化街では、お土産を見て回りました。

    そして4日目には北投温泉へ。

    温泉好きとして楽しみにしていた場所ですが……。

    真夏の台湾で温泉街を歩くのは暑すぎました(笑)。

    ここは冬にもう一度来てみたい場所です。

    士林夜市で台湾グルメを満喫

    その後は台湾最大級の士林夜市へ。

    行列のできる大鶏排(ダージーパイ)を食べ、人気のエリンギ屋台「燒烤杏鮑菇」、そして台湾で気に入った西瓜汁。

    台湾らしい夜市の雰囲気を満喫することができました。

    初日に寧夏夜市へ行ったときは、暑さや独特の匂いであまり食欲が湧かなかった私。

    数日過ごして、少しずつ台湾に慣れてきたのかもしれません。

    夜の龍山寺で引いた台湾のおみくじは「大吉」

    夕方に訪れた台北・龍山寺の境内

    事前に調べたとき、周辺の雰囲気について少し気になっていたのが龍山寺でした。

    それでも、ライトアップされた龍山寺をどうしても見てみたかった。

    実際に訪れてみると、台北中心部とは少し違う、独特の雰囲気があります。

    そして龍山寺では、台湾式のおみくじにも挑戦しました。

    結果は……

    大吉。

    50歳になって初めて海外へ来て、台湾のお寺で大吉を引く。

    なんだかうれしくなりました(笑)。

    おみくじ自体は無料でしたが、お賽銭は少し多めに入れてきました。

    その後は近くの**艋舺夜市(華西街夜市)**も散策。

    台北中心部とはまた違った、少しディープな台湾を見ることができました。

    個人的には、初めて訪れるのであれば、あまり夜遅くならない時間帯に回った方が安心かなと感じました。

    台湾最後の夜は中正紀念堂へ

    台湾旅行最終日に訪れた台北・中正紀念堂

    そして5日目。

    台湾で過ごす最後の夜です。

    中正紀念堂を訪れ、衛兵交代式を見学。

    その後、春水堂でタピオカミルクティーを飲み、西門で火鍋を食べました。

    十分。

    九份。

    阜杭豆漿。

    華山1914文化創意産業園区。

    迪化街。

    北投温泉。

    士林夜市。

    龍山寺。

    中正紀念堂。

    振り返ってみれば、本当にいろいろな場所へ行きました。

    正直に言います。

    初めての海外旅行、すべてが楽しすぎました。

    でも、台湾へ来て変わったのは、それだけではありません。

    台湾へ来て、私の中のイメージが変わった

    今回台湾へ来るまで、私は台湾の文化や人々について、きちんと理解していたとは言えませんでした。

    日本で生活している中で見聞きする海外の人たちの印象と、どこか重ねて考えていた部分もあったと思います。

    しかし、実際に台湾へ来てみると、その印象は大きく変わりました。

    私が台湾で何度も感じたのは、

    ルールを守る。

    周囲の人に気を遣う。

    困っている人がいたら助ける。

    ということでした。

    どこか昔の日本に似ていると感じた

    駅ではきちんと列に並ぶ。

    電車の中では大声で話さない。

    小さな子どもが公共の場所で騒いだり走り回ったりすれば、親御さんがきちんと注意する。

    優先席や列の並び方などでも、ルールから外れていれば周囲の人が声をかける場面を見ました。

    もちろん、たった6日間滞在した旅行者である私が台湾全体を語ることはできません。

    それでも、私が実際に見た台湾には、

    どこか私が子どもの頃の日本に近いような感覚

    がありました。

    言葉が通じなくても助けてくれた台湾の人たち

    そして今回の台湾旅行で、何より印象に残ったのが人の親切さです。

    駅でトイレへ行きたかったとき。

    トイレが改札の外にあり、どうすればいいのか分からない。

    言葉もほとんど通じない。

    それでも駅員さんは、私が困っていることを理解し、きちんと対応してくれました。

    薬局で買い物をしていたときには、店員さんではなく近くにいたお客さんが買い物かごを取ってくれました。

    お土産を買うとき、小銭の種類が分からず迷っていると、

    「それだよ」

    という感じで教えてくれた人もいました。

    一つ一つは、本当に小さな出来事です。

    でも初めての海外旅行で緊張していた私にとって、こうした小さな親切が本当にありがたかった。

    観光地以上に記憶に残ったもの

    鼎泰豊やホテルのような接客のプロだけではありません。

    駅でも、コンビニでも、薬局でも、街中でも。

    台湾の至るところで、人の温かさに触れました。

    だからこそ私は、

    「初めての海外旅行に台湾を選んで、本当に良かった」

    と思っています。

    そして、これが私がもう一度台湾へ行きたいと思った一番の理由なのかもしれません。

    台湾5泊6日の旅行費用は約9万円

    今回の旅行では、航空券を含め、実際に使ったお金を合計しても5泊6日で約9万円でした。

    もちろん、ホテルや航空券では、これまで貯めてきたポイントや特典も活用しています。

    最終日はホテルからMRTで松山空港へ。

    帰国便でもSFCの特典を利用して空港ラウンジへ入り、最後の台湾料理を食べながら、ゆっくり飛行機を待つことができました。

    そして日本へ。

    私にとって初めての海外旅行が終わりました。

    50代、次は一人で台湾へ行ってみたい

    真夏だったので、とにかく暑かった。

    九份では疲れてしまい、楽しみにしていた夜景を見る前に帰りました。

    北投温泉は暑すぎた(笑)。

    eSIMではいきなりつまずきました。

    バスではお釣りが出ないことも知らなかった。

    言葉が分からず困ったこともありました。

    それでも。

    いや、そんな失敗も全部含めて、

    忘れることのできない初めての海外旅行になりました。

    そして帰国した今、思っていることがあります。

    もう一度、台湾へ行きたい。

    今度は季節を変えて。

    今回行けなかった場所へ行って。

    九份の夜景も見て。

    そして次は――

    一人でも台湾を旅してみたい。

    50歳からでも、知らない世界はまだたくさんある

    50歳になって初めて海外へ出てみて、改めて思いました。

    まだまだ私には知らない場所がある。

    知らない文化がある。

    知らない人がいる。

    そして、

    知らなかった自分自身もいる。

    50代になったからといって、新しいことを経験するのに遅いわけではありません。

    むしろ50歳になった今だからこそ、若い頃とは違った見方ができることもあるのかもしれません。

    これからもいろいろな場所へ行き、

    いろいろな人と出会い、

    いろいろなことを経験して、

    まだまだ成長していきたいと思います。

    人生は終わらない。

    50代、まだ終わらない。

  • 50代で初めての海外旅行(中編)|台湾は日本人に優しい国だった

    50代で初めての海外旅行(中編)|台湾は日本人に優しい国だった

    旅は計画している時間も楽しい

    今回の台湾旅行に向けて、私は事前に大まかな旅程表を作りました。

    もちろん、すべて予定通りに回るつもりではありません。

    私の性格上、旅行は「計画している時間」も旅の楽しみの一つです。

    どこへ行こうか。
    何を食べようか。
    どうやって移動しようか。

    そんなことを考えている時間が、旅行そのものと同じくらい好きなのです。

    人を喜ばせたい気持ちと、自分も思い切り楽しみたい気持ち。

    その両方を叶えるために、私はいつもある程度予定を立てます。

    そして、予定通りにいかなくても、それはそれで旅の思い出になります。

    「どれだけ予定を達成できたかな。」

    そんなことを振り返るのも、旅行の楽しみの一つです。

    eSIMトラブルから始まった台湾初日

    前編でも書きましたが、台湾に到着して最初に直面したのがeSIMのトラブルでした。

    無事に接続でき、ホテルまでの行き方を確認していた妹とも合流できたので、空港からバスでホテルへ向かいました。

    ここで早速、台湾最初の失敗です(笑)。

    バス料金は15元。

    日本円で約75円ほどですが、お釣りは出ません。

    私は50元札を入れてしまい、そのまま35元が戻ってきませんでした。

    幸い、事前に妹が空港のセブンイレブンで飲み物を買って細かいお金を作っていたので、大きな損失にはなりませんでしたが、これも台湾最初の勉強代になりました。

    海外では、日本では当たり前だと思っていることが当たり前ではありません。

    そんな小さな失敗も、旅の経験として積み重なっていきます。

    台湾は交通費が驚くほど安かった

    今回の旅行では、移動費の安さにも驚きました。

    当時のレートは、

    1台湾ドル(元)=約5円。

    バスは15元(約75円)。

    MRT(地下鉄)は20元前後(約100円)。

    タクシーも日本よりかなり安く感じました。

    地下鉄を利用するなら、まず購入したいのが悠遊カード(EasyCard)です。

    台湾旅行で購入した悠遊カード(EasyCard)
    台北MRTの路線図

    日本でいうSuicaやPASMOのような交通系ICカードで、コンビニでも購入・チャージできます。

    私はホテル近くのセブンイレブンで購入しました。

    デザインも豊富で、私が購入したものは150元。

    そこへ500元チャージし、最終的には100元追加。

    5泊6日の旅行で交通費は約600元(約3,000円)でした。

    これだけ移動してこの金額なら、日本と比べてもかなりリーズナブルだと思います。

    MRTは路線ごとに色分けされていて、とても分かりやすく、一度覚えてしまえば迷うことなく乗り換えができました。

    海外の地下鉄というと少し身構えていましたが、台湾は初心者にも利用しやすい交通機関だと感じました。

    シェラトングランド台北で感じた安心感

    ホテルは、マリオット系列のシェラトングランド台北ホテル

    ホテルへ到着すると、スタッフの皆さんがとても自然に日本語で対応してくださいました。

    台湾には日本人観光客が多いのでしょう。

    チェックインもスムーズで、安心感がありました。

    私はマリオットボンヴォイのプラチナエリート会員なので、

    ・高層階へのアップグレード
    ・朝食無料
    ・ラウンジ利用
    ・レイトチェックアウト

    シェラトングランド台北ホテルの客室

    など、多くの特典を利用することができました。

    レイトチェックアウトも案内していただきましたが、帰国便の時間があったため今回は利用しませんでした。

    ホテル入口では工事が行われていましたが、部屋に入ると工事の音はまったく聞こえません。

    防音性能の高さにも驚かされました。

    そして何より印象に残ったのは、日本語が通じる安心感です。

    街へ出れば、中国語と英語が並び、日本とは違う雰囲気。

    それでもホテルでは日本語で対応していただける。

    初めての海外旅行だった私にとって、その安心感はとても大きなものでした。

    鼎泰豊で感じた「世界一流」のサービス

    台湾・台北の鼎泰豊の店舗外観
    台湾の鼎泰豊で食べた小籠包

    台湾最初の食事は、もちろん鼎泰豊(ディンタイフォン)

    実は出発前に、みなとみらい店で予習までしてきました(笑)。

    でも、本場はやはり違いました。

    もちろん小籠包は絶品です。

    肉汁があふれ、一口食べた瞬間、

    「台湾へ来て良かった。」

    そう思えるほどの美味しさでした。

    しかし、私が感動したのは料理だけではありません。

    スタッフの接客です。

    笑顔での挨拶。

    追加注文のタイミング。

    空いたお茶を注いでくれる気配り。

    トイレへの案内まで、とても丁寧でした。

    サービス業に携わる私だからこそ分かりますが、ここまでスタッフ全員が同じレベルで接客できるのは簡単なことではありません。

    正直、日本よりサービスレベルが高いと感じるほどでした。

    旅行中、一番印象に残った食事の一つです。

    夜市で感じた「旅行は思い通りにならないから面白い」

    台北の寧夏夜市の夜の様子
    寧夏夜市で西瓜汁を販売する屋台

    その後は永康街でマンゴーかき氷を食べました。

    暑い台湾だからこそ、冷たく甘いマンゴーかき氷は最高でした。

    そして夜は楽しみにしていた寧夏夜市へ。

    ネットでは「台湾へ行ったら絶対に夜市」と紹介されています。

    私も楽しみにしていました。

    ところが実際に行ってみると、予想以上の暑さと、場所によっては下水のような臭いが強く、思っていたほど食欲が湧きませんでした。

    結局、この日は西瓜汁(スイカジュース)だけ。

    でも、このスイカジュースが驚くほど美味しかったのです。

    甘すぎず、暑さで疲れた体にぴったりでした。

    旅行では、期待以上のこともあれば、期待と違うこともあります。

    でも、それも含めて旅の面白さなのだと思います。

    台湾は初めての海外旅行にぴったりだった

    台湾で過ごした初日は、小さな失敗の連続でした。

    eSIMがつながらない。

    バスでお釣りが出ない。

    中国語が読めない。

    それでも、不思議と不安はありませんでした。

    困れば誰かが助けてくれる。

    日本語で話しかけてくれる。

    日本製品や日本企業の広告も多く、どこか親近感がある。

    台湾は、初めて海外へ行く私にとって、「海外は怖い」という思い込みを変えてくれた国でした。

    この旅は、まだ始まったばかりです。

    次回はいよいよ、十分や九份を訪れ、台湾の絶景と人の温かさに触れた旅について書きたいと思います。

    人生は終わらない。

    50代。

    まだ終わらない。

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    50代で初めての海外旅行(前編)

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    50代で初めての海外旅行(後編)

  • 50代で初めての海外旅行(前編)|台湾を選んだ理由

    50代で初めての海外旅行(前編)|台湾を選んだ理由

    私は国内旅行が大好きです。

    高知県を除けば、日本全国ほぼすべての都道府県を訪れました。

    仕事柄、お土産や観光地に触れる機会も多く、食べ歩きも趣味なので、国内旅行にはそれなりに詳しい自信があります。

    一方で、海外旅行は別でした。

    興味がなかったわけではありません。

    ただ、一番の壁は語学への不安でした。

    仕事で15年以上前に香港・マカオへ行ったことはあります。

    しかし、それ以来、プライベートで海外へ行くことは一度もありませんでした。

    コロナが価値観を変えた

    海外へ行こうと決意したきっかけは、やはりコロナでした。

    「人生はいつ何が起こるかわからない。」

    そう実感してから、

    やらずに後悔するより、やってみよう。

    そう考えるようになりました。

    以前、ニューヨークの取引先の方から、

    「一度こちらへ遊びに来てください。」

    と言っていただいたことがあります。

    でも仕事を理由に結局行かず、その方は心筋梗塞で突然亡くなってしまいました。

    今でも時々思います。

    「あの時、行っていれば。」

    だからこそ、今は「行ける時に行く」ということを大切にしています。

    そして今回、自分で最初の海外旅行先に選んだ国が台湾でした。

    ツアーも考えました。

    でも今回は、

    航空券もホテルも、自分で予約してみることにしました。

    ANAとマリオットで旅を組み立てる

    航空券はANAのセールで予約しました。

    私はANAスーパーフライヤーズカード(SFC)を持っています。

    ホテルはマリオット ボンヴォイ アメックスで貯めたポイントを利用し、シェラトングランド台北ホテルを予約しました。

    4泊分のポイントで予約したところ、1泊無料特典が適用され、結果として5泊6日の旅行になりました。

    航空券は二人で約12万円。

    ホテル代はポイント利用で実質無料。

    少しずつ積み重ねてきたものが、初めて海外旅行という形で活かされた瞬間でした。

    SFCカードの価値を初めて実感した

    SFCカードのおかげで、国内線ではラウンジでビールを飲みながら帰る時間が私の楽しみでした。

    でも今回初めて思いました。

    このカードは海外旅行でこそ真価を発揮する。

    まず驚いたのがチェックインです。

    SFC会員はビジネスクラスカウンターを利用できるため、一般レーンの長い行列に並ぶ必要がありませんでした。

    私たちは15分ほどで手続きを終えましたが、一般レーンは1時間近く待ちそうな大行列でした。

    そして台湾へ到着して、さらに驚きました。

    私はバックパックだったので荷物を待つ必要はありませんでしたが、妹のスーツケースが優先タグのおかげで最初のほうに流れてきたのです。

    海外では荷物が出てくるまで長く待つことも珍しくありません。

    「荷物をすぐ受け取れる。」

    そんな小さなことでも、海外旅行では大きなメリットだと実感しました。

    いきなりトラブル(笑)

    ANA国際線を利用するため間違って訪れた羽田空港第3ターミナル

    実は最初から失敗しました。

    私は国内線ばかり利用していたので、国際線は当然、第3ターミナルだと思い込んでいました。

    ところがANAの国際線は第2ターミナル。

    京急でも国際線ターミナル駅で降りてしまい、無料連絡バスで第2ターミナルへ向かうことになりました。

    幸い、9時半の便に対して3時間前に到着する予定だったので、時間には十分余裕がありました。

    国際線は早めに到着したほうがいい理由もすぐに分かりました。

    国際線ラウンジは別世界だった

    楽しみにしていたラウンジ。

    国内線ラウンジとは比べものにならないほど充実していました。

    食事。

    アルコール。

    デザート。

    どれも美味しく、思わず食べ過ぎてしまうほど(笑)。

    羽田空港第2ターミナルのANA国際線ラウンジ
    羽田空港ANA国際線ラウンジの食事コーナー

    搭乗までゆったり過ごせる時間も含めて、旅行そのものが始まっているような感覚でした。

    海外は知らないことだらけ

    初めて知ったこともたくさんありました。

    液体物の持ち込み制限。

    何度もあるパスポートチェック。

    国内線とはまったく違う流れに、「海外へ行くんだ」という実感が湧いてきました。

    3時間のフライトも、思っていたより快適でした。

    エコノミークラスでしたが、日本語で映画やドラマを観ることができ、機内食も美味しく、あっという間に台湾へ到着しました。

    台湾到着。そして最大のトラブル

    入国カードは事前にオンラインで登録済み。

    初めての入国審査は少し緊張しましたが、松山空港では日本語で質問され、驚くほどスムーズに入国できました。

    ところが、ここで予想外のトラブルが起こります。

    事前に契約していたeSIMがつながりません。

    海外旅行好きの会社の同僚に勧められたサービスだったので安心していましたが、まさか使えないとは思っていませんでした。

    語学に自信がなく、しかもネットまで使えない。

    正直かなり焦りました。

    改めて、私はスマートフォンにかなり依存していることを実感しました。

    妹が一緒だったので助かりましたが、もし一人旅だったら、もっと準備が必要だったと思います。

    次に海外へ行く時は、

    簡単な英会話。

    困った時に質問できる程度の語学力。

    そのくらいは身につけてから挑戦したいと思います。

    それでも、台湾の方々は日本語を理解しようとしてくれたり、親切に接してくれたりして、本当に助けられました。

    この時点で、

    「台湾を最初の海外旅行先に選んで本当に良かった。」

    そう思っていました。

    台湾松山空港到着時に見つけたHello Taipeiの案内

    でも、この旅の本当の魅力はここからでした。

    街を歩き、人と触れ合い、日本との違いを知ることで、私は台湾という国をもっと好きになっていきます。

    その話は、また次回書こうと思います。

    50歳になって初めて海外へ行きました。

    遅かったのではありません。

    私にとっては、今が一番いいタイミングだった。

    人生は終わらない。

    50代。

    まだ終わらない。

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  • 50代、初めて世界へ踏み出す日|台湾を選んだ理由

    50代、初めて世界へ踏み出す日|台湾を選んだ理由

    50代になって初めて海外へ行こうと思った

    私は30代の頃、仕事で一度だけ香港とマカオへ行ったことがあります。

    だから海外がまったく初めてという訳ではありません。

    でも、自分の意思で海外旅行へ行くのは今回が初めてです。

    以前、ニューヨークの取引先から

    「一度こちらへ遊びに来てください。」

    と言われたことがありました。

    でも仕事が忙しいことを理由に結局行かず、その方は心筋梗塞で突然亡くなってしまいました。

    今でも、

    「あの時行っていれば。」

    そう思うことがあります。

    世界は思っていたより広かった

    以前も書きましたが、

    私はもともとかなり内向的な性格でした。

    海外旅行にも、どこか苦手意識がありました。

    でも50代になって思います。

    日本は世界地図の中では小さな国です。

    そして私は、その世界のほとんどを知りません。

    それは少しもったいないことなのではないか。

    そう思うようになりました。

    「100のやりたいこと」が背中を押した

    100のやりたいことリストを書いた時、

    世界の観光地や国をたくさん書きました。

    その中の一つが、

    台湾です。

    ▶関連記事

    やりたいことが分からない人へ|100のやりたいことリストが人生を変えた話

    慎重な性格の私ですが、

    一度決めると大胆なところもあります。

    初めて海外旅行へ行くなら、

    治安や食事、日本からの距離などを考えても、

    台湾は自分にぴったりだと思いました。

    一番楽しみなのは九份

    私が一番楽しみにしている場所は、

    九份です。

    ジブリが好きな私にとって、

    「千と千尋の神隠し」を思わせる街並みは一度見てみたい景色でした。

    そして台湾は、

    グルメ好きの私にとっても魅力がいっぱいです。

    鼎泰豊。

    魯肉飯。

    マンゴーかき氷。

    大鶏排。

    タピオカミルクティー。

    食べたいものを書き出しているだけで、もう旅行が始まっているような気持ちでした。

    本場の味を楽しむために、

    事前にみなとみらいの鼎泰豊へ行って予習までしてしまいました。

    台湾旅行に向けて訪れた鼎泰豊みなとみらい店の入り口

    バックパック一つで台湾へ

    今回の旅は、

    キャリーケースではなく

    バックパック一つ

    で行こうと思っています。

    用意したバックはミレーKULA40

    ミレー KULA 40をAmazonで見る

    先日ブログで書いた

    バックパックキャンプ。

    ▶関連記事

    50代でバックパックキャンプを始めた理由|荷物を減らしたら自由が増えた

    実はあの記事を書きながら、

    台湾旅行の荷造りも進めていました。

    台湾旅行のためにバックパックへ入れる荷物を並べた様子。

    必要なものだけを持つ。

    そんな旅をしてみたいと思っています。

    今回の旅で楽しみにしていること

    今回はANAで航空券を予約し、

    宿泊はシェラトングランド台北ホテルです。

    スターアライアンスゴールド。

    そしてマリオット・プラチナエリート。

    今まで少しずつ積み重ねてきたものが、

    今回の旅行で初めて活かされます。

    それも楽しみの一つです。

    マリオットボンヴォイ・アメックス(紹介リンク)

    台湾はゴールではなく、新しいスタート

    若い頃の私は、

    海外旅行は自分には縁がないものだと思っていました。

    でも50代になった今は違います。

    世界には、

    まだ見たことのない景色があり、

    まだ食べたことのない料理があり、

    まだ出会ったことのない人たちがいます。

    台湾は、

    私にとって海外旅行のゴールではありません。

    新しい世界への第一歩です。

    帰ってきたら、

    また次に行きたい国が増えているかもしれません。

    そんな予感がしています。

    人生は終わらない。

    50代、まだ終わらない。

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    ▼人生再設計シリーズ

    100のやりたいこと

    50代で初めての海外旅行(前編)

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    50代で初めての海外旅行(後編)

    礼文島と宗谷岬で感じたこと

  • 50代でバックパックキャンプを始めた理由|荷物を減らしたら自由が増えた

    50代でバックパックキャンプを始めた理由|荷物を減らしたら自由が増えた

    荷物が多いキャンプが悩みだった

    以前のブログでも書きましたが、私はコロナ禍をきっかけにソロキャンプを始めました。

    ▶関連記事

    50代でソロキャンプを始めた理由|自分を取り戻した話

    キャンプそのものは大好きです。

    自然の中で過ごす時間は、本当に贅沢だと感じています。

    しかし、一つだけ悩みがありました。

    荷物が多すぎることです。

    今はみなとみらいへ引っ越し、タイムズカーシェアを利用しているため、車への積み込みや積み下ろしが毎回大仕事です。

    特に冬キャンプになると、ストーブや暖房器具も加わり、まるで引っ越しのような荷物になります。

    キャンプへ行くまでは本当に大変。

    でも、行ってしまえば最高に楽しい。

    そんなことを毎回繰り返していました。

    冬キャンプ用の荷物を玄関にまとめた様子。
    冬キャンプで使用する電源や暖房関連の器具

    (ソロキャンプ記事リンク)

    バックパック一つというロマン

    そんな私が最近目指しているのが、

    バックパックキャンプです。

    リュック一つに荷物をまとめてキャンプへ行く。

    私にとっては、それが大きなロマンでした。

    バック一つでどこへでも行ける。

    その考え方だけで、何だか自由を手に入れたような気持ちになります。

    しかも、常に装備をまとめておけば、非常時にも対応できます。

    私の最終目標は、

    バックパック一つで冬キャンプができるようになること。

    そのために少しずつ装備を見直しています。

    今年の夏には、冬でも使えるR値の高いインフレータブルマットをセールで購入しました。

    NEMO テンサー エクストリーム コンディションズをAmazonで見る

    ※アフェリエイトリンクです。

    昨年、薪が湿っていて薪ストーブがうまく着火せず、氷点下の夜を過ごした経験もありました。

    その経験から、

    「暖房がなくても眠れる装備」

    の大切さも学び、シュラフも見直しました。

    まずは車でバックパックキャンプ

    いきなり徒歩で冬キャンプへ行くのは無理です。

    だから私は、少しずつ段階を踏むことにしました。

    まずは7月にキャンプ場を予約し、

    車で向かうものの、

    荷物はバックパック一つにまとめてみる。

    そんな実験をしました。

    バックパックキャンプ用に並べたキャンプ装備一式
    バックパック1つに収納したキャンプ装備

    今回選んだバックパックは

    ミレー サースフェー NX 75+ をAmazonで見る

    ※アフェリエイトリンクを含みます。

    最初はキャンプ専用リュックも考えました。

    でも、将来は登山にも挑戦してみたい。

    そんな思いもあり、このモデルを選びました。

    世の中では40Lや50Lのバックパックが主流ですが、私にはまだそこまでコンパクトにまとめる自信がありませんでした。

    それでも実際に詰めてみると、

    予想以上にパンパン。

    最後まで悩んだのはコットです。

    快適ですが、バックパックでは大きく重すぎます。

    何度も出したり入れたりを繰り返し、

    軽量な焚き火台やペグ、テンマクデザインのパンダライトなど、

    少しずつ軽量化してきた装備のおかげで、何とか全部収めることができました。

    その瞬間は、思わず嬉しくなりました。

    荷物を減らすことは、自分を知ること

    2023年6月、初めてふもとっぱらキャンプ場へ行ってから今回で25回目。

    平均すると1か月半に1回ほどのペースです。

    まだまだ勉強中ですが、少しずつ自分なりのスタイルができてきました。

    今回の夏キャンプでは、標高の高い静岡県のキャンプ場でも予想以上の暑さでした。

    静岡県のキャンプ場に設営したソロキャンプサイト

    翌日は朝早く撤収し、近くのスーパー銭湯へ。

    キャンプ帰りに温泉へ立ち寄るのも、今では楽しみの一つです。

    もちろん今回も改善点はたくさん見つかりました。

    だから次はもっと軽く。

    もっと快適に。

    まずは車で。

    その次は徒歩で行けるキャンプ場へ。

    そして最後は、

    新幹線で遠征キャンプ。

    夢は、

    バックパック一つで雪中キャンプをすることです。

    荷物を減らしたら自由が増えた

    キャンプへ行くたびに、

    荷物は少しずつ減っていきます。

    でも、

    減っていくのは荷物だけではありません。

    「なくても困らないもの」

    も、少しずつ分かるようになりました。

    これはキャンプだけではなく、

    人生も同じなのかもしれません。

    必要なものだけを持つ。

    そんな生き方に少しずつ近づいている気がします。

    キャンプは私にとって、

    時間の段取りを学び、

    荷物を整理し、

    天候という思い通りにならない現実を受け入れる場所でもあります。

    だから毎回少しずつ成長できる気がしています。

    完璧を目指すのではなく、一つずつ改善していく。その積み重ねが、今は楽しいと感じています。

    ソロキャンプしか経験はありませんが、

    いつか誰かと一緒にキャンプをしたら、

    また違う景色が見えるのかもしれません。

    その日も楽しみにしています。

    人生は終わらない。

    50代、まだ終わらない。

  • 50代でホテルの価値観が変わった|ウェスティン横浜で知った非日常という贅沢

    みなとみらいのホテルに憧れた頃

    以前のブログでも書きましたが、私は昔からみなとみらいの街が大好きです。

    ▶関連記事 私が横浜を好きな理由。気付けば柴田恭兵さんに憧れていた

    1990年代、横浜グランドインターコンチネンタルホテルが開業し、その後ランドマークタワーの横浜ロイヤルパークホテル、クイーンズスクエアのパンパシフィックホテル(現・横浜ベイホテル東急)が誕生しました。

    当時は「みなとみらい御三家」とも呼ばれ、私はそのすべてに宿泊しました。

    中でも一番好きだったのが、横浜ロイヤルパークホテル70階「シリウス」の朝食です。

    平日に宿泊し、高層階から通勤する人たちを眺めながら朝食を食べる。

    普段とは違う時間が流れ、少しだけ贅沢な時間を過ごしている気持ちになりました。

    現在は改修工事中ですが、再開したらぜひもう一度泊まりたいホテルです。

    ウェスティン横浜との出会い

    2020年以降、みなとみらいにはザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜やヒルトン横浜など、新しいラグジュアリーホテルが次々と誕生しました。

    その中で私が何度も宿泊しているのが、2022年開業のウェスティンホテル横浜です。

    Marriott Bonvoy アメックス・プレミアムカードのおかげで、無料宿泊やアップグレードなど、普段ではなかなか体験できない時間を過ごさせてもらいました。

    ▶関連記事 クレジットカード改悪時代に考える。本当に残したいものは何か

    ラウンジ。

    朝食。

    部屋のアップグレード。

    そして専用ラウンジでのチェックイン。

    同じ宿泊料金でも、プラチナエリートだからこそ味わえるサービスは、私にとって大きな魅力でした。

    マリオットボンヴォイ・アメックス(紹介リンク)

    一番嬉しかったのは彼女の笑顔だった

    一番印象に残っているのは、当時付き合っていた彼女の誕生日です。

    アップグレードしていただき、スイートルームに宿泊することができました。

    スイートルームに泊まるという体験は、そう何度もできるものではありません。

    何より嬉しかったのは、彼女が本当に喜んでくれたことでした。

    高層階から眺める横浜の夜景。

    広々としたリビング。

    大きなベッド。

    事前に注文しておいたバースデーケーキ。

    一緒に過ごした時間は、今でもかけがえのない思い出になっています。

    ホテルのスタッフの方々のサービスも本当に素晴らしく、部屋にはタオルで作られたかわいらしいマスコットや、お祝いのチョコレートメッセージまで用意してくださいました。

    「ああ、こういう記念日の過ごし方もあるんだ。」

    ホテルが新しい価値観を教えてくれた瞬間でした。

    忘れられないヘブンリーベッド

    私は腰痛があるため、自宅のベッドにもかなりこだわっています。

    それでも、ウェスティン横浜で初めて寝た夜は衝撃でした。

    包み込まれるような寝心地。

    朝まで一度も目が覚めないほど快適でした。

    後から調べると、それはウェスティン独自の「ヘブンリーベッド」でした。

    今まで泊まったホテルの中でも、一番印象に残っているベッドです。

    もし機会があれば、一度体験してみてほしいと思います。

    ホテルが教えてくれた新しい価値観

    若い頃の私は、ホテルとは旅行先で寝るための場所でした。

    でも50代になった今は、少し考え方が変わりました。

    ホテルは、普段とは違う価値を与えてくれる場所です。

    普段とは違うサービスを受ける。

    普段とは違う景色を見る。

    普段とは違う時間を過ごす。

    そんな非日常を体験すると、不思議と

    「また明日から頑張ろう。」

    そんな気持ちになれます。

    サービス業に携わる私にとっても、一流の接客や空間づくりは多くの学びがあります。

    ホテルに泊まることは、決して贅沢をするためだけではありません。

    人生を少し豊かにする体験への投資。

    今の私は、そう考えています。

    これからも、まだ泊まったことのないホテルへ足を運び、新しい価値観に出会っていきたいと思います。

    人生は終わらない。

    50代、まだ終わらない。

  • 気づいたら叶っていた「最南端」|石垣島と竹富町の話

    気づいたら叶っていた「最南端」|石垣島と竹富町の話

    気づいたら“最南端”へ行っていた

    今回、

    礼文島と宗谷岬へ行ったことで、

    自分の「100のやりたいこと」に新たな目標を追加した。

    ▶ 関連記事:
    [やりたいことが分からない人へ|100のやりたいことリストが人生を変えた話]

    日本最北端の町と島へ。50代、また新しい「やりたいこと」が増えた。

    ・日本最東端へ行く

    ・日本最西端へ行く

    ・日本最南端へ行く

    ・北海道の道の駅ピンズラリー完全制覇

    そんなことを考えながら、

    ふと過去の旅行写真を見返していた。

    すると、

    一つ気づいたことがあった。

    実は自分、

    すでに“最南端”へ行っていたのだ。

    コロナ後に意識的に動くようになった

    コロナ禍で肺が真っ白になって以降、

    自分はかなり意識的に動くようになった。

    「行きたい場所へ行く」

    「やりたいことをやる」

    昔よりも、

    そういう気持ちがかなり強くなった。

    その中で作った

    「100のやりたいことリスト」。

    その中に、

    「沖縄の離島へ行く」

    という項目があった。

    そして2023年4月。

    私は石垣島へ滞在していた。

    後から知った“最南端”

    石垣島からフェリーで、

    竹富町へも訪れていた。

    後から調べて知ったのだが、

    竹富町は日本最南端の町だった。

    つまり、

    自分は気づかないうちに、

    「日本最南端へ行く」

    という目標を達成していたのだ。

    しかも、

    100のやりたいことを書き始める前に笑

    振り返ることで初めて、

    自分がやってきたことに気付くこともある。

    人生は案外、

    もう叶っていることに気付いていないだけなのかもしれない。

    竹富町は日本じゃないみたいだった

    竹富町は小さな島だった。

    でも、

    海が本当に綺麗だった。

    そして、

    赤瓦の建築や石垣の町並みが独特で、

    「本当に日本なのか?」

    と思うような空気感があった。

    時間の流れも、

    本当にゆっくりしていた。

    「ああ、観光地へ来たな」

    そう自然に感じられる場所だった。

    牛車に乗って島を回った

    竹富島の集落を進む水牛車
    赤瓦の街並みを走る竹富島の水牛車観光

    竹富町では、

    牛車に乗って島内を観光した。

    のんびり歩く水牛。

    三線の音。

    ゆっくり流れる時間。

    今振り返っても、

    かなり印象に残っている。

    急ぐことが当たり前になっている日常の中で、

    あの時間だけは、

    時計が止まったような感覚だった。

    最南端証明書を発行しなかった後悔

    ただ、

    後から知ったことがある。

    どうやら、

    「最南端証明書」

    というものがあったらしい。

    完全に見逃した笑

    今思うと、

    発行しておけばよかったとかなり後悔している。

    ツアーで行くと、

    こういうところはちゃんとしている。

    そこは素直に、

    ツアーの凄さだなと思った。

    沖縄の離島はやっぱり良かった

    元々、

    仕事で沖縄本島には何度か行ったことがあった。

    その度に周囲から、

    「離島はいいよ〜」

    と言われていた。

    だから、

    ずっと気になっていた。

    実際に行ってみると、

    本当に良かった。

    西表島へ行けなかった思い出

    西表島のマングローブと自然豊かな川辺の風景

    実は、

    コロナになる前。

    西表島の星野リゾートへ行こうとしていた。

    でも、

    緊急事態宣言が発令され、

    旅行はキャンセル。

    そしてその後、

    自分自身がコロナになった。

    だからこそ、

    沖縄の離島には少し特別な思い入れがある。

    沖縄料理もかなり好きだった

    石垣島で食べた沖縄料理のプレートランチ

    沖縄料理は、

    好き嫌いがかなり分かれる。

    でも、

    自分の口にはかなり合った。

    ソーキそば。

    ゴーヤチャンプルー。

    島豆腐。

    ジーマーミー豆腐。

    ラフテー。

    結局、

    沖縄でもかなり食べまくった笑

    アクティビティも凄かった

    沖縄離島でのシュノーケリング体験

    沖縄の離島は、

    アクティビティも凄かった。

    カヌー。

    シュノーケリング。

    クルージング。

    気づけば、

    本当にあっという間に時間が過ぎていく。

    海に入ると、

    日常の悩みなんてどうでも良くなる。

    あの感覚は沖縄ならではだと思う。

    お土産も山のように買ってしまった

    沖縄限定のお菓子や黒糖など石垣島のお土産

    そして、

    お土産も山のように買ってしまった。

    黒糖。

    シークワーサー。

    島のお菓子。

    沖縄限定商品。

    旅行に行くと、

    毎回「買い過ぎたな」と思う。

    でも、

    帰宅して荷物を開ける時間もまた楽しい。

    沖縄と北海道は“観光地力”が強い

    礼文島と宗谷岬へ行ってから、

    改めて思った。

    日本の北と南は、

    まったく違う景色なのに、

    どちらも人を惹きつける力がある。

    空港に降りた瞬間から、

    空気が違う。

    「観光地へ来た」

    という感覚になる。

    これはかなり大きい。

    沖縄と北海道は、

    日本の中でも特別な観光地だと思う。

    次は波照間島へ行きたい

    ちなみに、

    日本最南端の有人島、波照間島にはいっていない。

    だから、

    「波照間島へ行く」

    を新たに100のやりたいことへ追記した。

    (波照間島へ行ったらこの記事に追記予定)

    100のやりたいことを書き始めて気づいた。

    人生は、

    達成したら終わりではない。

    一つ叶うと、

    また次が見えてくる。

    宗谷岬・礼文島へ行ったから、

    最南端の島そして、最東端と最西端が気になる。

    竹富町へ行ったから、

    今度は波照間島へ行きたくなる。

    そうやって少しずつ、

    自分の地図は広がっていく。

    まだ見たことのない景色が、

    日本にはたくさんある。

    人生はまだ終わっていない。

    50代。

    まだ終わらない。

    今回訪れた石垣島・竹富島は、今でも「また行きたい」と思う大好きな場所です。

    沖縄の離島は、本島とはまた違った時間が流れています。

    もし旅行を計画するなら、私も普段利用している「じゃらん」で宿やプランを比較してみるのがおすすめです。

    じゃらんで石垣島・竹富島の宿を探す

    (アフィリエイトリンク)

    沖縄の石垣島のホテルの風景


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    ▼人生再設計シリーズ

    礼文島と宗谷岬で感じたこと

    100のやりたいこと

    ソロキャンプで自分を取り戻した話

    投資はお金より「安心感」だった

    50代でブログとXを始めた理由

    ダイアナ・ロスのコンサートに行った日

  • 好きに影響されて旅する人生|転スラと札幌雪まつりの話

    好きに影響されて旅する人生|転スラと札幌雪まつりの話

    行動派オタクと、人生再設計

    私はかなり影響を受けやすい人間だ。

    好きな作品を見ると、
    実際にその場所へ行きたくなる。

    食べたくなる。

    やってみたくなる。

    いわゆる、
    「行動派オタク」
    なのだと思う。

    そして、
    コロナ禍で肺が真っ白になり、
    死を強く意識してから、
    自分の人生を楽しむことに、
    あまりリミッターがなくなった。

    ▶ 関連記事

    コロナで肺が真っ白になった話
    100のやりたいことに書いたこと

    札幌雪まつりへ行きたい

    元々、
    北海道はかなり好きだった。

    仕事でもプライベートでも、
    何度も行っている。

    だから、
    札幌雪まつりにもずっと興味はあった。

    ただ、
    この時期の北海道は、
    航空券もホテルも異常に高い。

    特に札幌市内は、
    本当に驚くくらい値段が跳ね上がる。

    宿泊はマリオットヴォンヴォイでコートヤードバイマリオットホテルに宿泊した。

    札幌雪祭りで泊まったコートヤードバイマリオット札幌の客室の写真。

    「行きたいなぁ」 とは思っていたが、
    中々踏み切れなかった。

    “転スラ雪像”が決定打だった

    札幌雪祭りの巨大な転生したらスライムだった件の雪像前で記念撮影する筆者。好きな作品に背中を押されて旅を続ける人生を綴った記事。

    ただ、
    2025年のメイン雪像が、
    なんと自分の大好きなアニメ
    「転生したらスライムだった件」
    だった。

    これは、
    もう行かない理由がなかった笑 通常の3倍近い料金を払い、
    すぐ予約した。

    息子がすすめてくれたアニメだった

    「転生したらスライムだった件」は、
    元々息子がすすめてくれたアニメだった。

    ただ正直、
    最初はそこまで期待していなかった。

    「またよくある転生ものだろう」

    「スライムになるってなんだよ笑」

    そんな感じで、
    しばらくスルーしていた。

    でも、
    実際に見始めるとかなりハマった。 今では、
    4期をリアルタイムで追っている。

    “理想を作る”という物語

    物語は、
    通り魔に刺されて亡くなったサラリーマンが、
    異世界でスライムに転生するところから始まる。

    そこでドラゴンとの出会いをきっかけに、
    スライムとは思えない強さと知識を持ち、
    様々な種族と共存しながら、
    理想国家を作っていく。

    もちろん戦闘シーンもある。

    ただ、
    どちらかというと、
    人間ドラマに近い作品だと自分は思っている。

    強さだけでは理想は作れない

    この作品を見ていて、
    かなり刺さった部分がある。

    理想を実現するには、
    やはり「力」が必要だということ。

    でも同時に、
    力だけでもダメだということ。

    特に印象に残っているのが、
    ディアブロがファルムス王国攻略で失敗した時のシーンだった。

    リムルは、
    「誰にだって失敗はある。そのあとどうするかが大事」
    というようなことを言う。

    これを見た時、
    「こういう上司だったら、
    部下もやる気が出るよな」
    と思った。 だから自分も、
    できるだけそうありたいと思っている。

    札幌雪まつりは圧巻だった

    実際に見た札幌雪まつりは、
    本当に圧巻だった。

    巨大な雪像。

    ライトアップ。

    人の多さ。

    そして、
    自衛隊の方々が協力して作っているというスケール感。

    かなり迫力があった。 限定グッズは、
    ほぼ売り切れていて買えなかったが、
    それも含めて人気の凄さを感じた。

    北海道の冬はやっぱり怖い

    ただ、
    北海道の冬はやはり怖い。

    飛行機が飛ばなくなることも普通にある。

    実際、
    自分が行った時は奇跡的に天候が安定していた。

    だが、
    帰った次の日から、
    千歳空港は欠航が続いていた。

    だから、
    今回が人生初の“冬の北海道”だった。

    北海道グルメも満喫した

    今回は、
    一緒に行った友人が北海道初上陸だったこともあり、
    自分の好きな店をかなり詰め込んだ。

    今では超人気店になってしまった、
    ジンギスカンの「フクロウ亭」。

    雪祭りで食べたすすきのの人気ジンギスカン「ふくろう亭」の写真。
    フクロウ亭のジンギスカンを焼いてる写真。

    寿司。

    空港のスープカレー。

    やはり北海道の食は強い。

    友人もかなり満足してくれたようだった。

    すすきのエリアの氷像も綺麗で、
    札幌雪まつりは、
    機会があればまた行きたいと思えるイベントだった。

    好きが人生を動かしていく

    振り返ると、
    自分は昔から、
    好きな作品にかなり影響されて生きてきた。

    銀の匙。

    転スラ。

    水曜どうでしょう。

    おにぎりあたためますか。

    そして、
    あぶない刑事。

    そうやって、
    好きなものに背中を押されながら、
    色々な場所へ行き、
    色々な景色を見てきた。

    まだ見たことのない景色が、
    日本にはたくさんある。

    人生はまだ終わっていない。

    50代。
    まだ終わらない。

  • 再びKアリーナへ ~50代になって初めてわかった“推し活”の気持ち~

    再びKアリーナへ ~50代になって初めてわかった“推し活”の気持ち~

    Kアリーナ横浜で開催されたゆずのライブ「心音」の開演前の会場風景

    再びKアリーナへ

    再びKアリーナへ向かった。

    実は前回のダイアナ・ロスのコンサートよりも、こちらの方が先に申し込んでいた。

    みなとみらいに住み始めてから、せっかくならKアリーナに行ってみたいと思った。

    そこでKアリーナクラブの案内を見ていた時に目に入ったのが、ゆずのアコースティックライブだった。

    横浜出身。

    知っている曲も多い。

    そして何よりアコースティックライブなら、ライブ慣れしていない自分でも楽しめそうだと思った。

    そんな軽い気持ちで申し込んだ。

    推し活ガチ勢の部下たち

    ただ、実はもう一つ理由があった。

    以前ダイアナ・ロスのコンサートの記事でも少し書いたが、私の部下たちは本当に“推し活ガチ勢”なのである。

    1人はK-POP。

    もう1人はジャニーズ。

    ツアー全通。

    チェキ会。

    海外イベント。

    全国どころか海外まで追いかけていく。

    正直、管理職としては頭を抱えることも多い。

    イベント業なので土日が忙しい。

    「またライブですか?」

    「また遠征ですか?」

    そんな会話も珍しくない。

    シフトを組む立場としては大変だ。

    でも、ある時ふと思った。

    そこまで夢中になれるものがある人生は、実はかなり幸せなのではないか。

    自分はそこまで何かを追いかけたことがあっただろうか。

    だからこそ、ライブという空間そのものに興味を持ったのかもしれない。

    そして6月6日、再びKアリーナへ

    そんなことを考えながら、6月6日、再びKアリーナへ向かった。

    会場へ近づくにつれ、前回のダイアナ・ロスとは明らかに違う空気を感じた。

    人の数が多い。

    黄色いニット帽。

    ゆずのグッズ。

    会場周辺の熱量が違う。

    そして何より驚いたのはファン層だった。

    子どもから年配の方まで。

    男性も女性も。

    本当に幅広い。

    「ゆず」という存在が世代を超えて愛されていることを、その時初めて実感した。

    初めて買ったライブグッズ

    今回の席はLevel5。

    正直、最初は少し残念な席かと思った。

    ところが実際はバルコニー席で非常に快適だった。

    ゆったり座れる。

    見やすい。

    通路側だったので連れが開演ギリギリになっても助かった。

    そして人生で初めてライブグッズも買った。

    周囲の人が持っていたタオルが気になって、思わず購入してしまった。

    自分でも少し驚いた。

    ゆずライブの記念に購入したマフラータオルを手にする筆者

    ライブというものを勘違いしていた

    ライブが始まって最初に思ったことがある。

    私はライブというものを何も分かっていなかった。

    勝手に有名曲ばかり歌うものだと思っていた。

    ところが今回のライブは、2026年3月に発売されたアルバム「心音」を中心に構成されていた。

    事前に聞きこんでいれば、もっと違う楽しみ方が出来たかもしれない。

    私のようにこれからライブに行く方は一度聞いてから参加することをおすすめしたい。

    ▶ Amazonで『心音』を見てみる

    ※アフェリエイト広告を含みます。

    知っている曲は20曲近くの中で4曲ほど。

    それでも不思議なくらい楽しめた。

    なぜだろう。

    それは曲だけではなく、二人の姿勢そのものに魅力を感じたからだ。

    私なりに感じた魅力は次の6つだった。

    ・横浜を大切にしていること

    ・初心を忘れていないこと

    ・ファンを大切にしていること

    ・会場全体を楽しませようとしていること

    ・常に新しい挑戦を続けていること

    ・感謝を忘れていないこと

    横浜から始まった物語

    ゆずは伊勢佐木町モールの路上ライブから始まった。

    今回のライブでは当時の映像やカセットテープ販売の演出もあった。

    さらに驚いたのは、音響を使わずに2万人以上の観客の前で生歌を披露したことだった。

    会場全体が静まり返り、誰もが聴き入っていた。

    あの瞬間は本当に鳥肌が立った。

    Kアリーナ横浜のゆずライブ会場入り口に並ぶ伊勢佐木モールの祝いの花

    ファンとの距離が近いライブ

    ファンとの距離感も素晴らしかった。

    遠方から来た人との会話。

    客席との掛け合い。

    会場全体を巻き込む演出。

    「よこはMAX」という掛け声を会場全体で録音し共有する演出も印象的だった。

    ただ歌うだけではない。

    会場全員でライブを作っている。

    そんな空気があった。

    同世代だからこそ感じたこと

    そして最後に一番印象に残ったこと。

    北川さんも岩沢さんも49歳。

    私とほぼ同世代だ。

    それでもステージの最後に深く頭を下げていた。

    あれはその場だけのパフォーマンスではない。

    長年積み重ねてきた姿勢なのだと思う。

    成功しても感謝を忘れない。

    長く続ける人には理由がある。

    50代。まだ終わらない

    50代になると、どうしても過去の実績に頼りたくなる。

    でも二人は今も挑戦している。

    今も学んでいる。

    今も感謝している。

    だからこそ、多くの人に愛され続けているのだろう。

    私もそうありたい。

    初心を忘れず。

    新しいことに挑戦し。

    感謝を忘れずに生きていきたい。

    人生はまだ終わっていない。

    50代。

    まだ終わらない。

  • 100のやりたいことで旅した道北・礼文島の旅で道中読んでいた本

    100のやりたいことで旅した道北・礼文島の旅で道中読んでいた本

    今回の旅はかなり移動が多かった。

    飛行機。
    そして、
    稚内→利尻島→礼文島→稚内。

    フェリー移動も長く、
    本を読む時間がかなりあった。

    キャンプをしながら、
    映画やアニメを見ることも多いが、
    本を読むこともかなり多い。

    比較的、
    私は本が好きな方だと思う。
    漫画も含めて。

    以前ブログで、
    私はドラマや映画、アニメにかなり影響を受けると書いた。

    でも正直、
    影響を受けるのは映像作品だけではない。

    本や漫画からも、
    かなり影響を受ける。

    要は、
    昔から“影響を受けやすい性格”なのだと思う。

    ただ、
    その一方で、
    かなり疑い深いし警戒心も強い。

    とりあえずやってみる。

    でも、
    合わなければすぐやめる。

    深追いもしない。 そんな性格だ。

    50代になって小説を読むようになった

    40代の頃は、
    ビジネス本や自己啓発本をかなり読み漁った。

    仕事。
    マネジメント。
    成功法則。
    習慣。
    投資。

    そういうものばかり読んでいた。

    でも50代になってから、
    そういった本より、
    小説を読むことが増えた。

    物語を読む。

    想像する。

    登場人物に感情移入する。

    そして、
    自分自身を重ねる。 今の自分には、
    そういう時間がなんとなく心地いい。

    心が動いた小説たち

    最近読んで、
    かなり心が動いた作品がある。

    町田そのこさんの
    「52ヘルツのクジラたち」。

    虐待を受けた女性が、
    自分と同じように傷ついた少年を助けようとする話だ。

    そして、
    小川糸さんの
    「ライオンのおやつ」。

    余命宣告を受けた主人公が、
    瀬戸内のホスピスで過ごす物語。

    細かい内容は正直かなり忘れている。

    でも、
    「心が動いた」
    という感覚だけは残っている。

    細かい内容は正直かなり忘れている。

    でも、
    「心が動いた」
    という感覚だけは残っている。

    ▶ 実際に読んだ「52ヘルツのクジラたち」はこちら

    物語って不思議だ。

    読む年齢。

    その時の人生。

    置かれている環境。

    それによって、
    同じ作品でも感じ方が全然変わる。

    そこが本当に面白い。

    「3匹のおっさん」で感じた“居場所”

    最近、
    有川浩さんの
    「3匹のおっさん」
    を読んだ。

    今振り返ると、
    自分が最近よく考えている
    「サードプレイス」
    という考え方にも、
    この作品はかなり影響している気がする。

    定年を迎えた幼馴染3人組が、
    居酒屋に集まりながら、
    街の自警団のような活動をしていく話だ。

    仕事ではない。

    家族でもない。

    でも、
    自然と集まれる仲間と場所がある。

    それだけで、
    人はかなり安心できるのだと思った。

    作中では、
    高齢者を狙ったキャッチセールスなども描かれている。

    孤独な老人が、
    少し優しくされることで、
    どんどんハマっていく。

    その描写が妙にリアルだった。

    ▶ 実際に読んだ「3匹のおっさん」はこちら

    やはり、
    人は孤独になると弱い。

    だからこそ、
    どう生きるか。
    どう人とつながるか。

    それが今後の人生ではかなり大事なのだと思う。

    「イン・ザ・メガチャーチ」が妙にリアルだった

    朝井リョウ「イン・ザ・メガチャーチ」を旅先で読んでいる様子

    最近読んで、
    かなり考えさせられたのが、
    朝井リョウさんの
    「イン・ザ・メガチャーチ」
    だった。

    世代を超えて読み継がれる名作、
    というタイプではないかもしれない。

    でも、
    “今”
    の空気感がかなりリアルだった。

    推し活。

    承認欲求。

    孤独。

    家族との距離感。

    そういう現代っぽさが、
    かなり詰まっていた。

    登場人物の男性は47歳。

    離れて暮らす娘は大学生。

    この設定が、
    自分とかなり重なった。

    私にも、
    福岡に暮らす息子と娘がいる。

    話したいことはたくさんある。

    でも、
    実際どう聞いていいかわからない。

    LINEも、
    どう送ればいいかわからない。

    会いに行く前の連絡。

    誕生日のおめでとう。

    「何か欲しいものある?」

    そんなLINEくらいしか送れていない。

    でも、
    これは子どもだけではない。

    会社の部下との関係も、
    どこか似ている気がする。

    気づけば、
    ずっと仕事ばかりしてきた。

    50代あるあるなのかもしれない。 もしコロナになっていなかったら、
    こんなことを考えることもなく、
    今もずっと仕事だけしていた気がする。

    ▶ 実際に読んだ「イン・ザ・メガチャーチ」はこちら

    これからは“仕事以外”も増やしていきたい

    私は飽き性だ。

    でもその分、
    色々なことに興味を持てる。

    だからこそ、
    年を取ってから困らないように、
    今のうちから色々なものに触れていきたいと思っている。

    共通の趣味。

    共通の話題。

    仕事ではない人間関係。

    そういうものを、
    仕事をしながら少しずつ増やしていきたい。

    人生はまだ終わっていない。

    50代。 まだ終わらない。