私は2020年から、アイネット証券の「ループイフダン」というFX自動売買システムを利用しています。
気が付けば、もう約6年。
もちろん、ずっと順調だったわけではありません。
利益が出て喜んだこともあれば、大きな損切りを経験して、かなり落ち込んだこともあります(笑)。
今回は、私がなぜループイフダンを始めたのか。
そして、実際に運用して分かったことや、失敗から学んだことを書いてみたいと思います。
決して「簡単に儲かります!」という話ではありません。
あくまで、50代の私が自分のお金を使って経験してきた、リアルな資産運用の記録です。
私がFX自動売買を始めた理由
もともと私は、FXに対して「うまくやれば大きく儲かるのではないか」というイメージを持っていました。
実際に裁量トレードも経験しました。
しかし、自分で売買のタイミングを判断するのは、なかなか難しいものです。
利益が出れば、もっと利益を伸ばしたくなる。
損失が出れば、いつか戻るのではないかと期待してしまう。
人間の欲や感情が、どうしても判断に影響してしまいます。
そんな私が資産運用で大切にしているのは、「時間を味方につける」という考え方です。
株式投資やインデックス投資など、長い時間をかけて資産を育てていく。
FXについても、短期間で大きな利益を狙うのではなく、日々の値動きやスワップポイントを活用しながら、コツコツ利益を積み重ねる方法はないだろうか。
そう考えていた時に出会ったのが、アイネット証券のループイフダンでした。
2019年、まずは1年間シミュレーションしてみた
私は投資に関して、実はかなり慎重な性格です。
いきなり自分のお金を投入するのではなく、まずは仕組みを理解したい。
そこで2019年、ループイフダンのシミュレーションを約1年間行いました。
最初は、運用実績のランキングなどを参考にしながら、さまざまな設定を試してみました。
値幅を小さくして、売買回数を増やしてみる。
取引数量を増やして、利益がどのくらい変わるのかを確認してみる。
そして、資金量に見合わない大量のポジションを持つような、実際のお金では怖くてできない設定も試しました(笑)。
すると、相場が想定した範囲で動いている時は、面白いように利益が出ます。
しかし、一方向に大きく動き始めると、あっという間に含み損が膨らんでいきます。
設定によっては、資金が大きく減ってしまうこともありました。
この時に学んだのは、利益が出る設定と、長く運用を続けられる設定は、必ずしも同じではないということです。
この1年間のシミュレーションは、その後の私の資産運用にとって、とても大きな経験になりました。
2020年、50万円から実際の運用を開始
シミュレーションを終え、2020年から実際のお金を使って運用を始めました。
最初に投入した資金は50万円です。
最初から大きな資金を入れるのではなく、実際に運用しながら少しずつ経験を積んでいこうと考えました。
運用を続ける中で、利益が出たり、含み損が増えたり。
必要に応じて資金を追加しながら、試行錯誤を繰り返しました。
ループイフダンの魅力は、自分で毎回売買の判断をしなくても、あらかじめ設定した条件に従って取引してくれることです。
仕事をしている間も、寝ている間も、設定に従って売買を繰り返してくれます。
ただし、自動売買だからといって、放置しておけば必ず利益が出るわけではありません。
相場が大きく変化した時には、自分で判断しなければならない場面もあります。
そして私は、その大切さを後になって痛感することになります。
AUD/NZDで順調に利益が出ていた私に訪れた落とし穴
運用を続ける中で、私が特に力を入れていたのがAUD/NZD(豪ドル/ニュージーランドドル)でした。
この通貨ペアは、私が運用していた時期には一定の範囲で上下する動きが続いていました。
ループイフダンは、あらかじめ設定した値幅で売買を繰り返す仕組みです。
そのため、相場が一定の範囲で上下している時には、繰り返し利益を確定できる場合があります。
私もAUD/NZDで約2年間、思うように利益を積み重ねることができていました。
そして、ここで欲が出てしまいました(笑)。
「これだけ利益が出るなら、もっと取引数量を増やしてもいいのではないか」
そんな考えから、ポジションを増やしていきました。
しかし、相場はいつまでも同じ範囲で動いてくれるわけではありません。
それまでのレンジを抜けて、一方向に大きく動き始めたのです。
売買を繰り返して利益を積み重ねていたはずが、気が付けば含み損がどんどん膨らんでいきました。
約53万円の損切り。戻ることを期待してしまった
2026年2月、私はAUD/NZDのポジションを損切りしました。
損失は約53万円。
決して小さな金額ではありません。
実は、もっと早い段階で損切りするという選択肢もありました。
しかし、私はそれまで何度も相場が戻る場面を経験していました。
「今回も、もう少し待てば戻るのではないか」
そう考えてしまったのです。
もちろん、実際に相場が戻ることもあります。
しかし、戻る保証はどこにもありません。
そして、戻ることを期待している間にも、含み損は膨らんでいきます。
結局、私は大きな損失を確定することになりました。
ただ、今振り返ってみると、ここで損切りを決断できたことは、その後の運用を続けるうえで大切な経験になったと思っています。
損失を確定するのは、やはり悔しいものです。
でも、損切りをしなければ、さらに大きな損失につながっていた可能性もあります。
私は以前から、失敗しないとなかなか学ばない性格です(笑)。
今回も、実際に自分のお金を失ったことで、リスク管理の大切さを改めて実感しました。
大きな損切りを経験して、私が変えた運用ルール
この経験をきっかけに、私はループイフダンの運用方法を見直しました。
特に意識するようになったのは、次の4つです。
① 両建てに頼らない
以前は、同じ通貨ペアで買いと売りの両方を持つ運用も行っていました。
しかし、相場が一方向に動いた時には、片方のポジションに大きな含み損が発生することがあります。
そのため、現在は両建てを避ける方針にしています。
② 売買の値幅を広くする
値幅を狭くすれば、売買回数が増えて利益を積み重ねやすくなる場合があります。
一方で、相場が一方向に動いた時には、短期間で多くのポジションを抱えてしまう可能性もあります。
私は売買の値幅を広くし、ポジションが増えすぎないように意識するようになりました。
③ プラススワップを意識する
以前から、スワップポイントを活用した運用を意識していました。
しかし、AUD/NZDではレンジ相場での利益を優先し、当初の考え方から外れた運用をしてしまいました。
現在は、原則としてプラススワップが付く方向の取引を選ぶようにしています。
もちろん、スワップポイントがプラスでも為替差損が発生する可能性はあります。
スワップだけでなく、相場全体の動きも確認することが大切だと考えています。
④ 相場が想定した範囲を抜けたら、運用を見直す
今回の経験で、私が一番反省したのは損切りの判断が遅れたことです。
相場が戻ることを期待して、判断を先延ばしにしてしまいました。
今後は、あらかじめ運用を停止する条件や損切りの基準を決め、感情だけで判断しないようにしたいと考えています。
自動売買であっても、最終的に自分のお金を守るのは自分自身です。
それでも私はループイフダンを続けています
約53万円の損切りを経験しましたが、私はループイフダンの運用をやめていません。
もちろん、以前と同じ設定で運用を続けているわけではありません。
取引する通貨や売買の値幅、ポジション数などを見直しながら、無理のない運用を心掛けています。
私にとってループイフダンは、資産運用のすべてではありません。
株式投資やインデックス投資などと組み合わせながら、資産を育てていくための一つの手段です。
大切なのは、一つの投資方法に頼りすぎないこと。
そして、利益を追い求めるあまり、自分が許容できないリスクを取らないことだと思っています。
50代になって思う。失敗も経験値に変えていきたい
私は50代になってから、人生の再設計を始めました。
仕事、お金、住まい、旅行、そしてこれからの生き方。
今までの経験を活かしながら、少しずつ自分の人生を変えていこうとしています。
資産運用も、その一つです。
今回のループイフダンの経験では、大きな損切りをしました。
でも、2019年からシミュレーションを始め、実際に約6年間運用してきたことで、さまざまなことを学びました。
利益が出る喜び。
相場が想定と違う方向に動いた時の怖さ。
損失を確定する難しさ。
そして、失敗した後に運用方法を見直すことの大切さ。
どれも、実際に経験したからこそ分かったことです。
私はこれからも、資産運用を続けていきたいと思っています。
もちろん、また失敗することもあるでしょう(笑)。
でも、その失敗を次の経験に変えていければいい。
50代だからといって、新しいことを始めるのが遅いとは思いません。
失敗から学ぶ。
資産を運用する。
新しいことに挑戦する。
そして、何でも楽しむ。
これが私の生き方です。
この記事が、これから資産運用を始めようと考えている方や、同じように失敗を経験した方の参考になればうれしいです。
人生は終わらない。
50代、
まだ終わらない。

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