50代で考えるお金|お金は手段であって、目的ではない

横浜みなとみらいの夕景を背景に、黒縁メガネの50代男性が仕事・投資・旅行・家族について思いを巡らせるイラスト。「50代で考えるお金|お金は手段であって、目的ではない」というタイトル入り。

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50代になって、ようやく分かってきたこと

最近、お金について以前とは少し違う考え方をするようになりました。

それは、

お金は手段であって、目的ではない。

ということです。

……とはいえ、これが分かるようになったのは本当につい最近です。

正直、離婚した頃はお金が欲しくて欲しくて仕方がありませんでした。

今でも、

「もっとあったらいいな」

と思うことは多々あります(笑)。

お金があれば安心できます。

選択肢も増えます。

旅行にも行ける。

欲しいものも買える。

仕事が嫌になった時に「辞める」という選択肢も持ちやすくなる。

だから、お金が大切ではないなんて全く思いません。

ただ最近は、

「どこまであれば十分なのか」

を考えることの方が大切なのではないかと思うようになりました。

無限に稼ぐより、まず必要なお金を知る

副収入が無尽蔵に入ってくれば、それに越したことはありません。

でも現実には、そんな人はごく一部でしょう。

だったら私は、

自分が生活するために、だいたいいくら必要なのか。

将来、どのくらい備えておきたいのか。

そのために、今どのくらい準備しておけばいいのか。

まずそこを知る方が現実的だと思っています。

そして、

無駄な支出は少し減らす。

必要な備えはしておく。

でも、使いたいところでは使う。

それくらいがちょうどいい。

1円単位まで完璧に管理するより、

自分がどのくらい使い、どのくらいあれば安心できるのかを把握しておく。

50代になった今は、そんな感覚を大切にしています。

若い時にしかできないこともある

若い頃は、お金がありませんでした。

でも今振り返ると、

若い時にしかできない経験もたくさんあった

と思います。

子どもの成長を近くで見ること。

体力に任せて動くこと。

無茶な遊び方をすること(笑)。

環境にもよりますが、年齢を重ねれば、できなくなることは確実に増えていきます。

「もっとお金が貯まってから」

「余裕ができてから」

と思っているうちに、その時にしかできないことが終わってしまうこともあります。

だから最近は、

お金を貯めることと、今しかできない経験に使うこと。

この両方が必要なのだと思っています。

給料は高くなかった。でも、経験はかなりもらった

私は20年以上、いわゆる零細企業で働いています。

大企業のように、

「この部署だからこの仕事」

という区切りは、あまりありません。

営業もする。

商品企画もする。

イベントにも行く。

取引先とも話す。

いろいろなことをやらされます(笑)。

若い頃は、

「こんなにいろいろやっているんだから、もっと給料が欲しい」

という気持ちがかなり強かったです。

それは今でも分からなくはありません(笑)。

でも今振り返ると、この環境は私にはかなり合っていたのだと思います。

私は飽きっぽく、いろいろなことに興味を持つタイプです。

だから、一つの仕事だけではなく、いろいろ経験できたことは大きかった。

今になって、

給料以外にも、かなり多くのものを会社からもらっていた

と感じます。

初めての海外も、仕事がきっかけだった

私が初めて海外へ行ったのも仕事でした。

香港のトイショーへの出張です。

当時は、それが後々どうつながるかなんて考えていませんでした。

でも最近、自分で台湾旅行へ行った時、

「海外に行くことに対する抵抗が以前より少ないな」

と感じました。

仕事で経験した海外出張も、今の自分につながっているのでしょう。

会社には会社の良さがあります。

大企業には大企業の良さ。

小さな会社には小さな会社の良さ。

当然、どちらにも悪いところがあります。

結局、

どこを選んでも一長一短なのだと思います。

可愛がっていた後輩が会社を辞めた

先日、私が可愛がっていた後輩が、14年間勤めた会社を退職しました。

中堅社員でもあり、私としてはかなりショックでした。

退職理由の一つは、

給料と会社の将来に対する不安

だったそうです。

その気持ちは分かります。

家庭もあり、将来を考えれば、お金はとても大切です。

私は盛大に送別会を企画して送り出しました。

新しい会社で頑張ってほしいと思っていました。

ところが、その後わずか数か月で、その会社も辞めたと聞きました。

新しい職場が合わなかったそうです。

これを聞いた時、いろいろ考えました。

もちろん、

「だから転職しない方がいい」

という話ではありません。

転職した方がいい人もいるでしょう。

もっと良い環境に移れる人もいます。

ただ、

給料が上がることと、自分に合う環境に移れることは別なんだ

と改めて感じました。

お金だけでは測れない「働きやすさ」

50代になった今、私は給料だけではなく、

どんな人と働くのか。

どんな仕事をするのか。

どれくらい自分の裁量があるのか。

生活とのバランスはどうなのか。

そういうものの方が、以前より大切になってきました。

もちろん、生活できないほど給料が低ければ話は別です。

お金がなければ、生きてはいけません。

でも、

生活できるだけのお金があり、将来への備えもある程度できているなら、そこから先はお金以外の価値もかなり大きくなる。

最近はそう感じています。

社員と経営の間を、少しでも埋めたい

私は今、会社の中でも以前とは少し違う立場になってきました。

経営者ではありません。

でも、若い頃のように自分の仕事だけを考えていればいい立場でもありません。

だからこそ、

社員が感じている不満。

経営側が考えている事情。

その両方が少し見えるようになってきました。

親族経営の小さな会社なので、難しい部分もあります。

それでも、

社員と経営の間にある溝を、少しでも埋められたらいい。

最近は、そんなことも考えるようになりました。

会社だけに収入のすべてを置かない

そして、もう一つ思うことがあります。

会社に不満があったとしても、

「もっと給料を上げてくれ」

だけに自分の人生を預けるのも少し違う。

だったら、

投資をする。

個人事業をやってみる。

副収入を作る。

自分なりに、会社以外の選択肢も少しずつ増やしていく。

私は今、そんなことをしています。

会社を否定したいわけではありません。

むしろ、長く働いてきた会社から得たものもたくさんあります。

だからこそ、

会社からもらうお金だけで、自分の人生すべてを決めない。

そんな状態を作っていきたいと思っています。

お金は大切。でも、お金だけでは決めない

50代になって、ようやく少し分かってきました。

お金は、とても大切です。

将来の安心にもなる。

自由にもつながる。

でも、お金そのものを人生の目的にしてしまうと、

「もっと」

「まだ足りない」

が終わらなくなる気もします。

だから私は、

必要なお金を知る。

将来に備える。

無駄遣いは少し抑える。

そして、今しかできないことには使う。

働く場所も、

給料だけでなく、

自分がどう生きたいか

で考える。

そんなバランスでいいのではないかと思っています。

お金は、人生を良くするための手段。

そのお金を使って、どんな人生を生きたいのか。

50代になった今は、そちらを考える方が大切になってきました。

人生は終わらない。

50代、まだ終わらない。

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