今回の旅はかなり移動が多かった。
飛行機。
そして、
稚内→利尻島→礼文島→稚内。
フェリー移動も長く、
本を読む時間がかなりあった。
キャンプをしながら、
映画やアニメを見ることも多いが、
本を読むこともかなり多い。
比較的、
私は本が好きな方だと思う。
漫画も含めて。
以前ブログで、
私はドラマや映画、アニメにかなり影響を受けると書いた。
でも正直、
影響を受けるのは映像作品だけではない。
本や漫画からも、
かなり影響を受ける。
要は、
昔から“影響を受けやすい性格”なのだと思う。
ただ、
その一方で、
かなり疑い深いし警戒心も強い。
とりあえずやってみる。
でも、
合わなければすぐやめる。
深追いもしない。 そんな性格だ。
50代になって小説を読むようになった
40代の頃は、
ビジネス本や自己啓発本をかなり読み漁った。
仕事。
マネジメント。
成功法則。
習慣。
投資。
そういうものばかり読んでいた。
でも50代になってから、
そういった本より、
小説を読むことが増えた。
物語を読む。
想像する。
登場人物に感情移入する。
そして、
自分自身を重ねる。 今の自分には、
そういう時間がなんとなく心地いい。
心が動いた小説たち
最近読んで、
かなり心が動いた作品がある。
町田そのこさんの
「52ヘルツのクジラたち」。
虐待を受けた女性が、
自分と同じように傷ついた少年を助けようとする話だ。
そして、
小川糸さんの
「ライオンのおやつ」。
余命宣告を受けた主人公が、
瀬戸内のホスピスで過ごす物語。
細かい内容は正直かなり忘れている。
でも、
「心が動いた」
という感覚だけは残っている。
細かい内容は正直かなり忘れている。
でも、
「心が動いた」
という感覚だけは残っている。
物語って不思議だ。
読む年齢。
その時の人生。
置かれている環境。
それによって、
同じ作品でも感じ方が全然変わる。
そこが本当に面白い。
「3匹のおっさん」で感じた“居場所”
最近、
有川浩さんの
「3匹のおっさん」
を読んだ。
今振り返ると、
自分が最近よく考えている
「サードプレイス」
という考え方にも、
この作品はかなり影響している気がする。
定年を迎えた幼馴染3人組が、
居酒屋に集まりながら、
街の自警団のような活動をしていく話だ。
仕事ではない。
家族でもない。
でも、
自然と集まれる仲間と場所がある。
それだけで、
人はかなり安心できるのだと思った。
作中では、
高齢者を狙ったキャッチセールスなども描かれている。
孤独な老人が、
少し優しくされることで、
どんどんハマっていく。
その描写が妙にリアルだった。
やはり、
人は孤独になると弱い。
だからこそ、
どう生きるか。
どう人とつながるか。
それが今後の人生ではかなり大事なのだと思う。
「イン・ザ・メガチャーチ」が妙にリアルだった

最近読んで、
かなり考えさせられたのが、
朝井リョウさんの
「イン・ザ・メガチャーチ」
だった。
世代を超えて読み継がれる名作、
というタイプではないかもしれない。
でも、
“今”
の空気感がかなりリアルだった。
推し活。
承認欲求。
孤独。
家族との距離感。
そういう現代っぽさが、
かなり詰まっていた。
登場人物の男性は47歳。
離れて暮らす娘は大学生。
この設定が、
自分とかなり重なった。
私にも、
福岡に暮らす息子と娘がいる。
話したいことはたくさんある。
でも、
実際どう聞いていいかわからない。
LINEも、
どう送ればいいかわからない。
会いに行く前の連絡。
誕生日のおめでとう。
「何か欲しいものある?」
そんなLINEくらいしか送れていない。
でも、
これは子どもだけではない。
会社の部下との関係も、
どこか似ている気がする。
気づけば、
ずっと仕事ばかりしてきた。
50代あるあるなのかもしれない。 もしコロナになっていなかったら、
こんなことを考えることもなく、
今もずっと仕事だけしていた気がする。
これからは“仕事以外”も増やしていきたい
私は飽き性だ。
でもその分、
色々なことに興味を持てる。
だからこそ、
年を取ってから困らないように、
今のうちから色々なものに触れていきたいと思っている。
共通の趣味。
共通の話題。
仕事ではない人間関係。
そういうものを、
仕事をしながら少しずつ増やしていきたい。
人生はまだ終わっていない。
50代。 まだ終わらない。




























